オーデコロンの正しい付け方とおすすめの香水を紹介!

オーデコロンは香水の中で最も軽く香る種類なので、香水初心者の方も気軽にチャレンジできます。

香りの持続時間も短いので、仕事の合間などにリフレッシュするのにもぴったり。

香りは心を癒やす効果があるので、お気に入りのオーデコロンを持っていれば、気分転換のスイッチになるでしょう。

今回は、オーデコロンの正しい付け方とおすすめの香水をご紹介します。

オーデコロンとは?

香水は、香料とアルコールと蒸留水の3つの成分でできています。

そのうち、香水の中に香料がどのくらいの割合で含まれているのか、香水の濃度を示すのが「賦香率(ふこうりつ)」。

賦香率が高いほど香りの強い香水になり、香りの持続時間も長くなります。

香水は、賦香率が高い順に大まかに4種類に分かれ、最も軽い香りなのが「オーデコロン」。

オーデコロンの賦香率は1~5%とされていていますが、賦香率には、メーカーを問わず世界共通の値というものはありません。

メーカーにより独自の基準で「オーデコロン」とつけられるので、香水を選ぶ際は目安のひとつとしましょう。

また、一般的に香水の値段は香料が含まれている量が多くなるほど高くなります。

賦香率が高い順に金額も高いのです。

そのため、オーデコロンは一番賦香率が低いので含まれる香料の量も少なく、リーズナブルに購入できる香水が多い傾向。

香水初心者の方も、オーデコロンであれば気軽にチャレンジできるでしょう。

オーデコロンの賦香率と香りの持続時間を以下のとおりです。

賦香率:1〜5%
香りの持続時間:1〜2時間

オーデコロンの付け方

オーデコロンは香りが軽い香水なので、他のパルファムやオードパルファム、オードトワレのように決まった付け方は特にありません。

しかし、オーデコロンの良さを最大限に引き出す付け方はあります。

コツを掴んで、オーデコロンを上手に使いましょう。

香水を付ける量はどのくらい?

オーデコロンを付ける際は、2~3プッシュが適量とされています。

そして、身体から20〜30cm程度離してスプレーすると、香水が霧状になるのでバランスよく付けることができます。

パルファムは点で付けるイメージ、オードパルファムやオーデトワレは線を描くように付けるイメージだと言われていますが、オーデコロンの場合は「面」のイメージ。

香料の濃度が低いので、1カ所に集中して付けるのではなく、広範囲につけるようにしましょう。

香水を付ける場所は?

香水は体温で温められることにより、香りが際立ちます。

そのため、太い血管が通っている場所につけるようにしましょう。

また、香りは下から上に上がってくる性質があるので、香りの強い香水ほど下半身につける方が良いですが、軽い香りのオーデコロンは上半身に付けることをおすすめします。

では、具体的にどこに付けたら良いのでしょうか。

おすすめの付ける場所をご紹介します。

手首

香水を付けるシーンをイメージする時、手首にシュッとスプレーするところが浮かぶ方は多いのではないでしょうか。

手首は香水を付ける場所として定番。

手は日常の中で自然と動く場所なので、動く度に香りが広がるので、向いているのです。

手首の血管の少し上くらいの場所に付けることがポイント。

そして、手首につけた後に両手首をこすり合わさないよう要注意です。

こすってしまうと、せっかくの良い香りが飛んだり、香りが変化してしまったりする可能性があります。

オーデコロンは香りが軽いので、シャワーのように香水をふりかけても、そこまで香りが強くなることはありません。

しかし、過剰に付けるとさすがに香りがきつくなるので、オーデコロンだとしても付け過ぎは禁物です。

耳のうしろ

耳の後ろは太い血管が通っていて体温が高く、香りが広がりやすい場所です。

香水を付ける時には、直接耳のうしろに香水を吹きかけず、手首や指などにつけた後、トントンと軽くつけるようにしましょう。

直接吹きかけると顔にかかってしまうかもしれません。

うなじ

うなじも耳と同様に太い血管が通っているので体温が高く、香りが広がりやすい部位です。

香水は、香料の成分に直射日光が当たると、付けている部位にシミや色素沈着、かぶれなどの肌トラブルが起こる心配があります。

そのため、直射日光の当たらないうなじは香水を付ける場所に最適です。

直接香水を吹きかけると顔にかかってしまうかもしれないので、耳の後ろと同じく、先に手首や指につけてから、うなじにつけるようにしましょう。

どんなシーンで付けたらいい?

オーデコロンは、香りが軽く、香りの持続時間も1~2時間と短いので、気軽に付けることができます。

お風呂上りなどにリフレッシュしたい時や、就寝前に香りでリフレッシュしたい時などにぴったりです。

また、スポーツをする時にオーデコロンを付けると、汗をかいても爽やかに過ごせます。

香りの持続時間が短いからこそ、気分転換をしたい時などに気軽にオーデコロンをシュシュッとかけて、リフレッシュしましょう。

「オーデコロン」のおすすめの香水

オーデコロンのおすすめの香水をご紹介します。

オーデコロンは軽い香りですが、個性のある香水がたくさん見つかるでしょう。

ジョー マローン ロンドン「イングリッシュ ぺアー & フリージア コロン」

イギリスの果樹園で収穫した熟した洋梨を白いフリージアのブーケで優しく包み、アンバー、パチョリ、ウッドを加えた豊潤で官能的な香り。

ジョー マローン ロンドンで一番人気のオーデコロンです。

甘さ控えめで、さっぱりとした香りなので、ユニセックスで使えます。

爽やかなので、どちらかと言えば暑い時期に向いているでしょう。

マミーサンゴ 舞妓夢コロン 金木犀

まるで本物の金木犀のような香りを楽しめるオーデコロンです。

トップノートは甘い香りがしますが、時間が経つにつれ金木犀そのものの香りに変化。

オーデコロンですが比較的重さのある香りなので、オフィスや学校などではなく、休日のおでかけやおうち時間に癒やされたい時に付ける方が向いています。

サンタ・マリア・ノヴェッラ「オーデコロン フリージア」

サンタ・マリア・ノヴェッラのアイコン的なオーデコロンのひとつ「オーデコロン フリージア」。

「神秘」「未知の魅力」いう花言葉を持つフリージアの花の香りをモチーフに作られていて、繊細な香りが特徴です。

トップノートはリージアアコード、ミドルノートはバイオレットやローズアブソリュート、キャベッジ、ラストノートはアイリス、ムスクという構成。

資生堂 メモアール オーデコロン

ローズとヘリオトロープの甘くて優しい香りが特徴のオーデコロン。

女性らしい甘い香りが好みの方におすすめです。

プチプラなので、香水初心者も挑戦しやすいでしょう。

4711 オーデコロン

「4711 オーデコロン」は、1792年にドイツで誕生した世界初のオーデコロン。

200年から変わらない独自の製法を守り、今でも香料は天然の植物素材だけを使っています。

トップノートは爽やかなシトラス、そして、ラベンダーの甘い香り、クリアなローズマリーと香りは変化。

爽やかな香りなので、疲れた時やリフレッシュしたい時にぴったりです。

ハウスオブローゼ「ボディコロン グリーンレモンの香り」

グリーンレモンを搾った瞬間のフレッシュな香りが弾けるカジュアルなオーデコロン。

仕事や勉強中の気分転換にぴったりです。

グリーンレモンの果皮と酸味のある果汁を感じられるキリッと爽やかな香りで、気持ちもシャキッとするでしょう。

アラミス「デヴィン オーデコロン」

1978年に発売された「デヴィン オーデコロン」。

オーデコロンですが、フォーマルな場や夜のデートに合いそうなセクシーな男性に似合う香りです。

トップノートはベルガモットやレモン、ガルバナム、ミドルノートは           ジャスミン、カーネーション、マツ、タイム、シナモン、ラストノートはシダーウッド、アンバー、ムスク、サンダルウッドといった構成。

エレファントプチ「オーデコロン クリーンシャワー」

マリンエッセンスと清潔感あるムスクの香りに、柔らかなフローラルが加わったまるでお風呂上りのような香りが特徴。

男女問わず好感度の高い香りなので、どんなシーンでも付けられます。

香水初心者の方も、上級者の方も気軽に付けられる香りでしょう。

OHANA MAHAALO 「オーデコロン ピカケ アウリィ」

初々しい恋の始まりをイメージした「オーデコロン ピカケ アウリィ」。

ジャスミンとフルーツ、バニラの香りが調和した繊細な香りが特徴です。

持ち運びしやすいサイズなので、バッグの中に入れておけば気分転換したい時にいつでも付けられます。

まとめ

オーデコロンは賦香率が最も低く香りが軽いので、香水初心者の方も挑戦しやすい香水です。

香水に使われる香料の量が少ないほど、香水自体の金額もリーズナブルになるので、オーデコロンは金額的にも手を出しやすい価格帯のものが多いです。

そのため、さまざまなオーデコロンを買って、気分によって使い分けることも気軽にできてしまいます。

もちろん、オーデコロンは香水初心者だけでなく上級者の方にもおすすめ。

香りの持続時間が1~2時間と短いので、気分転換したい時に手軽に付けられます。

お気に入りのオーデコロンを見つけて、リフレッシュしつつ毎日を楽しみましょう。

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