【香りが与える影響とは】香水を使い分けて色っぽさを演出!

ふとした瞬間に香る香水の香りに色っぽさを感じたことはありませんか。

普段は色っぽいと感じていない人でも纏っている香水の香りによって、急に色気を感じるといったこともあるでしょう。

香水は人の印象を左右するもの。

愛用している香水のイメージが、その人のイメージにつながることもあります。

そして、その逆に、自分のなりたいイメージの香りを選べば、自分自身を演出することもできるのです。

すなわち、色っぽさは香水でつくることができるということ。

では、どのように香水で色っぽさを演出すればいいのでしょう。

今回は、香水と色っぽさの関係、色っぽさの作り方についてのお話です。

色っぽさと香水の関係は?

香水の香りで色っぽさを感じるのは、脳の働きに関係があります。

人間の脳には、感情や本能を司る「大脳辺縁系」と、理性的な思考を司る「大脳新皮質」の2種類があり、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感は、それぞれ違う部分で感じる仕組みです。

その中で「嗅覚」だけ、大脳辺縁系にダイレクトに伝わるという特徴があります。

嗅覚は理性的に考える大脳新皮質を通らないため、本能で感じるというわけです。

そのため、香りから感じる印象が脳に直接伝わるので、頭で考えるよりも先に、本能で感じるという仕組み。

色っぽさを感じる香りがすれば、その人自身に色気を感じるのは本能で感じるからなのです。

また、五感の中で嗅覚だけが記憶と結びついています。

大脳辺縁系は、潜在意識(無意識)と関わりがあるので、記憶を呼び起こすという作用があり、香りによって記憶がよみがえることを「プルースト効果」と呼びます。

ふと街中で感じた香水の香りで昔の恋人のことを思い出すことが、まさにそれです。

このことからも、香りは自分のことを印象づけるために大きな効果があることがわかるでしょう。

色っぽくなる香水の付け方は?

では、自分自身を色っぽく演出するためには、どのような香水の付け方をすればよいのでしょうか。

付け方のコツ

とにかく色っぽくしたいから、と香水を大量につけるのは絶対にNG。

あくまで、ほんのりといい香りが漂う程度が、色っぽさにつながるでしょう。

あまり強い香りだと、色気を通り越して、相手に不快感を与えてしまいます。

前述のとおり嗅覚は脳と直結しているので、香りで不快な印象を与えてしまうと、あなた自身も不快な印象を持たれるおそれもあるのです。

香水の濃度にもよりますが、1プッシュ程度が適量とされています。

そして、お出かけ前の30分~1時間程度前につけておくと、香りがなじみちょうどよくなるでしょう。

香水をつけ直す場合は、人に会う30分前が目安です。

ただし、シャンプーっぽい香りなどの、軽めの爽やかな香りであれば直前につけても問題ないので、香りの種類によってつける時間は調整しましょう。

付ける場所

具体的に、体のどこに香水をつけると色っぽくなるのでしょうか。

バストの下

動いた時にふわっと香るのは色っぽく感じるものです。

香水は体温の高いところにつけると香りが広がりやすくなるので、温度と湿度の高いバストの下につけると効果的。

手首やうなじ

手首やうなじは、一般的にも香水をつける場所ですが、特にうなじは色気を感じるパーツなので、香りの種類により色っぽさを演出できます。

手や頭を動かす度に香りが広がるので、香りの印象は強くなるでしょう。

くるぶしや太もも

歩くたびに香りが広がるので、一緒に歩くデートなどにおすすめです。

足首

香りは下から立ち上るので、足首につけておくとほどよく香りが広がります。

デート中に脚を組み替えた時などに効果的に香らせることができるでしょう。

背中

背中に香水をつけると、すれ違った時に香りが残ります。

特に男性は別れ際の香りを覚えていることが多いと言われているので、残り香は重要です。

髪の毛

ふとした動きや風が吹いた時などに、髪の毛からいい香りがするのも、色っぽく感じます。

しかし、香水は濃度により髪を痛める原因にもなるので、できればヘアフレグランスなどを使うようにしましょう。

色っぽい香りの種類は?

香りの種類はたくさんありますが、色っぽさを感じる香りは、どのような香りなのでしょうか。

オリエンタル

「オリエンタル」はエキゾチックな香りのこと。

スイーツや蜂蜜のような甘い香りやお香のような神秘的な香り、コショウやナツメグなどのスパイスの香りなどが混ざり合った複雑な香りを指すことが多いです。

重厚感のある香りで、パーティーシーンによく合います。

スパイシー

「スパイシー」は、名前のとおりスパイスの香りのこと。

胡椒などのスパイスの香りはもちろん、シナモンなどの甘い香りのスパイスも含みます。

力強く、個性的な香りなので大人の色気を演出したい時によいでしょう。

シトラス

シトラスは爽やかで香水の定番の香りなので、色っぽさとは遠く感じるかもしれません。

しかし、実は色気にもつながるものです。

それはリラックス効果。

シトラスの香りにはリラックス効果があるので、良い感じに肩の力が抜けている状態は色っぽさにもつながるでしょう。

また、どの香りの種類でも、サンダルウッド、イランイランなどのフェロモン系の香りがラストノートに入っている香りを選ぶと、色っぽさを感じられます。

まとめ

香りは本能で感じ、人の印象を変えるものです。

いつもはかわいらしい香りや爽やかな香りを纏っている人も、色っぽさのある香りをつければ、大きくイメージチェンジすることも可能。

香りの力を味方にして、自己プロデュースしていきましょう。

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