個性が光るオードパルファム4選!選び方やおすすめの使用シーンも紹介

オードパルファムは比較的少量でもしっかりと、そして長時間香る香水として人気のアイテムです。

多くのブランドや専門店でもさまざまな香りの種類が取り扱われているため、好みの香水を見つけやすいでしょう。

この記事では、オードパルファムについての解説や選び方、おすすめのオードパルファムの香水や付け方についてなどをご紹介します。

商品の選択肢が多いオードパルファムは、自分の個性を輝かせる香りとして、1つは持っておきたい香水ですね。

オードパルファムとは?

香水は大きく4つの種類に分けられますが、オードパルファムはその中でも2番目に強く香る香水に位置付けられます。

香水は香料をアルコールに溶かしたものを、蒸留水で割って作られます。

この時に、アルコールに溶かされる香料の濃度を「賦香率(ふこうりつ)」と呼び、この賦香率によって香水の種類が分けられます。

賦香率は高くなればなるほど、少量でも強く香るようになり、香りの持続時間も長くなる特徴を持っています。

しかし、香水の名称を分けるとされる「賦香率」についてのガイドラインには、明確なものは存在していません。

香水メーカーがそれぞれ独自の基準を作成できるため、賦香率はあくまで香水を選ぶ際の目安として活用するとよいでしょう。

そんなオードパルファムの賦香率と香りの持続時間は次のようになります。

賦香率:10〜15%
持続時間:5〜12時間

香水の価格も賦香率が高いほど高価になる傾向があります。

賦香率が最も高く、高価なものとして「パルファム」という種類の香水があります。

オードパルファムは、パルファムに近い賦香率でも比較的リーズナブルな価格で購入できるのが魅力です。

オードパルファムの選び方

では、たくさんの選択肢があるとされるオードパルファムは、どのようにして選べばよいのでしょうか。

香りの選び方には、人それぞれこだわりがあるかと思いますが、こちらではおすすめの選び方を3つご紹介します。

「どれもよい香りで選びきれない」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

香りで選ぶ

香水を選ぶ際に欠かせないのが「好みの香りであるかどうか」ということです。

香りの種類自体にも多くの選択肢があるため、選ぶ際には実際に手に取り、嗅いでみることをおすすめします。

以下では、人気の香水に多く使われている香りについて解説します。

フローラル系

フローラル系を代表とするローズやジャスミン、イランイランなどのお花の香りは、多くの女性に人気のある香りです。

お気に入りのお花1種類を楽しみたい方は「シングルタイプ」、2種類以上のお花をぜいたくに感じたい方は「フローラルブーケタイプ」と表示された香水を選ぶとよいでしょう。

オリエンタル系

「オリエンタル」とは、ヨーロッパから見て東のトルコやエジプト、インドなどの中近東エリアを指す単語として使われています。

そのため、オリエンタル系の香りを選ぶことで、異国情緒が感じられるスパイシーでセクシーな香りを楽しむことができます。

コクのある濃厚な香りは、温かみを求める秋や冬の寒い時期での使用がおすすめです。

ハーバル系

ハーバル系は薬草や野草など、薬用に使われることが多い香味植物を原料とした香りです。

近年ではオーガニックのような自然の恵みを活かした製品が人気を集めていることから、ハーバル系の香り製品が増えてきています。

薬のような少しクセのある香りが特徴のハーバル系は、香水上級者の方におすすめです。

植物を成分とするこちらの香りは、季節を問わずオールシーズンで活躍するでしょう。

シプレ系

シプレ系とは、主にベルガモットといったカンキツ系の香りに、コケの香りであるオークモスをはじめとするウッディ系のやさしい香りを合わせたものです。

森を歩くと感じられる、湿った土や樹木の香りを秘めるシプレ系は、爽やかなカンキツ系の香りと融合することで、どこか上品で奥深い香りを楽しめるでしょう。

シーンに合わせて選ぶ

たくさんの香水の中から、自分にぴったりの香水を選ぶには、使用するシーンを明確にイメージしながら探すことが大切です。

どのような場面で、どのように自分を表現したいかがわかっていれば、香水選びがしやすくなりますよ。

冬に恋人と手をつなぎながらデートを楽しみたい時にはオリエンタル系の香水。

休日にゆったり趣味を楽しみたい時にはシプレ系の香水。

など、ぜひ自分が香水を使用するシーンをイメージして香水を選んでみましょう。

季節に合わせて選ぶ

香水は温度によって香りの広がり方が変化します。

夏や冬など季節によって人が求める香りも変わってきますので、香水選びのポイントの一つとして注目しましょう。

気温が高くなる春〜夏におすすめの香水には、フローラル系やカンキツ系が挙げられます。

暖かい時期に咲き乱れるお花や、暑さを紛らわしてくれる爽快でフレッシュな香りは、身にまとえば気分を明るくしてくれるでしょう。

肌の乾燥が気になる秋〜冬の時期には、オリエンタル系やシプレ系の香りがおすすめです。

寒い時期は乾燥により香りの持続時間が短くなる傾向があります。

そのためスパイシーな香りや、深い森を思わせる濃厚な香りを選ぶことにより、乾燥に負けることなく、比較的長い時間香りを楽しむことができます。

おすすめのオードパルファム4選!

オードパルファムの特徴や香りの種類がわかったら、次は好みの香水を探してみましょう。

こちらでは、おすすめのオードパルファムを4つご紹介します。

たくさんの選択肢の中から選べるオードパルファムは、香水選びの段階も楽しむことができるでしょう。

Chloe:クロエ オードパルファム

クロエらしさを感じられるこちらのオードパルファムは、クラシック・ローズの香りを楽しめます。

フェミニンさと、遊び心あふれるロマンティックな香りは洗練されたクロエの魅力です。

創造的で自信に満ちた「クロエ・ウーマン」に、あなたもなってみませんか。

CHANEL:チャンス オー タンドゥル

なにか新しいチャンスをつかみたい時に、シャネルの香水を身にまとってみませんか。

繊細で包みこまれるような香りのチャンス オー タンドゥルの香水は、気品あふれるローズ エッセンスと、豊かに満ちるジャスミン アブソリュートで構成されています。

多くの女性が憧れるシャネルは、いつでもチャンスを作るのは自分自身であること、真のチャンスは自分の中にあることを、香水を通じて教えてくれています。

BVLGARI:ローズ ゴルデア ブロッサム ディライト

ローズ ゴルデア ブロッサム ディライトは、女性の内なる美しさを表現する「セルペンティ」コレクションのデザインを美しくボトルに表現しています。

若さのエネルギーと大胆さを感じるローズとムスクの香りは、人生における無限の可能性に気づかせてくれます。

ゴールドの輝きにインスパイアされた、美と現代的な女性らしさを賛美するゴルディアのフレグランスで未来への道を開拓しましょう。

DIOR:ミス ディオール オードゥ パルファン

女性の笑顔を取り戻し、きらめく愛の色彩に再度気づいてほしいというデザイナーの強い想いによって、1947年「ミス ディオール」は誕生しました。

暗い時代を経て、再び手に入れた幸せや、美や調和を表すこの香りは、好奇心をそそり、心を躍らせ、愛と世界の美しさの大切さを私たちに気づかせてくれます。

「ミレフィオリ(幾千もの花々)」のように香り立つ蜂蜜やペッパーのノート、ローズの香りを、やわらかなウッドが包みます。

ボトルの首元に結ばれたボウは、純粋なラグジュアリーとして、オードパルファムを美しく装います。

オードパルファムの付け方

オードパルファムは比較的少量でもしっかりと香るのが特徴です。

そのため、つけすぎてしまわないように注意しながら使用しましょう。

しかし、どのようにして使用すればオードパルファムを最適に香らせることができるのでしょうか。

スマートに香水を使えるように、付け方について学んでおきましょう。

オードパルファムをつける量

オードパルファムをつける際には、線を描くように1〜3プッシュ程度の量をつけましょう。

このとき必ず香りの強さを確かめながらつけることが大切です。

加えて身体から20〜30cm離してプッシュすると、霧状になった香水をバランスよくつけることができますよ。

香りをふんわりと感じたい場合には、鼻から遠い位置へ1〜2プッシュ程度つけるのがおすすめです。

香水の香りは下から上に上がるため、少量でも効果的に香らせることが可能です。

オードパルファムをつけるおすすめの場所

香水は体温で温められることによって、香りが広がりやすくなります。

そのため香水を使用する際には、なるべく太い血管の上につけることで、体温が香水に伝わりやすくなり効果的に香りを広げることが可能になります。

では香水の中でも比較的香りが強く、香りの持続時間も長いオードパルファムは、どのような部位につけるのがおすすめなのでしょうか。

以下を参考にしながら、心地よく香る場所を探してみましょう。

腕やひじの内側

腕やひじの内側には太い血管が通っています。

このため、香水に含まれるアルコールが体温により揮発しやすくなり、香りが広がりやすくなります。

それ以外にも、腕は頻繁に動かす部位であるため、日常の動きにより香りを自然に広げる効果が期待できます。

オードパルファムを、胸の谷間に1プッシュだけつけるのもおすすめです。

胸は体温が高い部分であるため、香水を少量つけるだけでも香りがふんわりと広がります。

しかし同時に、胸への香水の使用は注意も必要です。

夏場のような気温が高い時期には、汗をかきやすいため、蒸れてかぶれる恐れもあります。

涼しい時期にのみ試してみてくださいね。

強く香らせたい時には上半身がおすすめ

お気に入りの香りをしっかりと感じたい場合には、首筋や耳の裏、手首などの上半身につけてみましょう。

首筋や耳の裏へ香水を直接プッシュすると、顔にかかりやすくなり、目や口の中に入る危険性がありますので注意が必要です。

必ず一度手首につけて、それを首筋や耳の裏につけるようにしてくださいね。

香らせたい30分前頃につける

オードパルファムに限らず、香水はつけてから30分後に最もバランスよく香ります。

香水はつけた瞬間から次の3つのパターンで香るように構成されていますので、覚えておくと便利ですよ。

「トップノート」:つけてから5〜10分くらいの間で香る香り。

「ミドルノート」:つけてから30分〜2時間くらいの間で香る。特徴となる香料がバランスよく香るため、その香水の個性がもっと感じられる時間帯です。

「ラストノート」:ベースノートとも呼ばれ、つけてから2時間〜香りが消えるまでの間に香る香り。香水をつける人の体臭となじむことで、その人独自の香りに変化します。

上記の通り、香水はつけてから30分程度で現れる「ミドルノート」の香りが、その香水で最もバランスのよい香りとされます。

ミドルノートの香りを人にも感じてもらうには、待ち合わせの30分前ごろから香水をつけて、準備しておくのがおすすめです。

香水の間違った付け方

香水を間違った方法で使用すれば、お気に入りの香水であっても香りを台無しにしてしまうことがあります。

とっておきの香水が不快な匂いに変化しないように、次でご紹介することに気をつけて使用しましょう。

不潔な体につける

香水は汗の匂いや体臭を消すために使用するものではありません。

そのため汗をかいてそのままの体へつけたり、シャワーを浴びる時間がない時の応急処置としてつけたりすると、嫌な匂いと混ざり香水本来の香りを楽しむことができません。

香水は必ず清潔な体へつけるようにしましょう。

汗をかきやすい部位へつける

脇や足の裏などの汗をかきやすい部位への使用は避けましょう。

特に脇は通気性が悪く、デリケートな部分であるため、アルコールを含む香水をつけると、かぶれてしまう恐れがあります。

衣類にふきかける

香水を衣類にふきかけて楽しむ方もいらっしゃいますが、香水に含まれる成分によってシミがついてしまう可能性があるため避けましょう。

特に、コートやジャケットは頻繁に洗濯をしない場合が多いため、シミ以外にも複数の香りが蓄積されて、嫌な匂いに変化してしまうこともあるため、おすすめしません。

香水は体温で香りが変化する繊細な特徴を味わうことも魅力の一つです。

香水本来の香りを感じるためには、肌へ直接つけるのが最適な使用方法といえるでしょう。

オードパルファムのおすすめな使用シーンとは?

あなたの個性を輝かせるオードパルファムは、どのようなシーンでの使用がおすすめなのでしょうか。

少量でもしっかりと香るため、つけすぎに注意しながら色々なイベントで使用してみてくださいね。

こちらでは、おすすめの使用シーンを3つご紹介します。

休日のお出かけに

趣味や習い事、恋人や友人とのおでかけに、オードパルファムをつけていきましょう。

お気に入りの香りと、楽しいイベントが組み合わされれば、勉強や仕事のストレスも忘れてリフレッシュできるでしょう。

仕事終わりの待ち合わせに

忙しい1日を終えて、仕事終わりの待ち合わせ前にオードパルファムをふきかければ、すっきりオンとオフの切り替えができるでしょう。

疲れを感じさせないフレッシュな香りで、仕事終わりも素敵に過ごしましょう。

気合いをいれたいときに

会社での大切なプレゼンや、習い事の発表会などにはオードパルファムの香りで気合いを入れましょう。

不安な気持ちもポジティブなものに切り替わり、練習の成果が出せるでしょう。

しかし、人の集中の邪魔にならないように、香りの強さには十分気をつけてくださいね。

まとめ

オードパルファムは、ブランドや専門店が多くの種類を取り扱う人気の香水です。

フローラル系やカンキツ系以外にも、オリエンタル系やハーバル系、シプレ系などちょっぴり個性的なものも見つけやすいのがオードパルファムの魅力といえるでしょう。

たくさんの種類がある分、個性を表現しやすいオードパルファムで、自分らしくかがやく毎日を送ってみてはいかがですか。

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