オードパルファムの正しい付け方とおすすめの香水を紹介!

オードパルファムは、比較的香りが強く香水らしさを楽しめる香水です。

少量でもしっかり香るので、香りを楽しみたいシーンにぴったりです。

そして、オードパルファムはたくさんの種類が販売されているので、自分好みの香りが見つかりやすいと考えられます。

今回は、オードパルファムの正しい付け方とおすすめの香水をご紹介します。

なりたい自分像に近い香りを纏っていると、香りがきっと背中を押してくれるでしょう。

オードパルファムとは?

香水の成分は、香料とアルコールと蒸留水の主に3つ。

そのうち香料が香水の中にどのくらいの割合で含まれているのか、香水の濃度を示すのが「賦香率(ふこうりつ)」です。

賦香率が高いほど香りの強い香水になり、香りの持続時間も長くなります。

香水は、賦香率が高い順に大まかに4種類に分かれ、2番目に香りが強いのが「オードパルファム」。

オードパルファムの賦香率は10~15%とされていていますが、賦香率には、メーカーを問わず世界共通の値というものはありません。

メーカーにより独自の基準で「オードパルファム」とつけられるので、香水を選ぶ際は目安のひとつとしましょう。

ちなみに、賦香率の一番高いものは「パルファム」と呼ばれます。

一般的に、香料が多ければ香水自体の価格も高くなるので、パルファムは高価格のものが多いです。

オードパルファムは、パルファムに近い賦香率ですが、パルファムによりも手の届きやすい金額なところも魅力でしょう。

また、香水のボトルなどへの表記は「eau de parfum(オードパルファム)」の頭文字からとって、「EDP」となっている場合もあります。

オードパルファムの賦香率と香りの持続時間を以下のとおりです。

賦香率:10〜15%
香りの持続時間:5〜12時間

オードパルファムの付け方

オードパルファムは、パルファムほどではないですが、賦香率が高めなので少量でも比較的しっかり香ります。

そのため、付け過ぎには注意しましょう。

付け過ぎると周囲にも迷惑になりますし、自分自身も香りで酔ってしまうかもしれません。では、どのような付け方をすれば良いのでしょうか。

香水を付ける量はどのくらい?

オードパルファムは1カ所につき1プッシュ、2~3カ所につけるというのが適量です。

線を描くように、細く伸ばすように付けます。

オードパルファムはスプレー式のものも多いので、実際に線を描くというのは難しいですが、あくまでイメージです。

香水を付ける場所は?

香りは体温で温められることにより、広がりやすくなります。

そのため、太い血管が通っている場所につけると、香水の香りを効果的に立ち上がらせることが可能です。

オードパルファムは、比較的香りの強い香水ですが、具体的にどこに付けたら良いのでしょうか。

体に付ける場所のおすすめをご紹介します。

腕やひじの内側

腕やひじの内側には太い血管が通っているので、体温が高く香りが立ちやすい場所と言えます。

そして、腕やひじはよく動かす部分なので、日常のちょっとした動きでも香りが広がりやすくなります。

しかし腕やひじは、夏場に半袖やノースリーブを着て外に出ると直射日光が当たる場所です。

香水をつけた部分が直射日光に当たると、色素沈着やシミ、赤みの原因になるので、夏場はつけることを控えた方が良いでしょう。

特にオードパルファムは含まれている香料の量が多いので、より肌トラブルの心配があります。

それでも夏場に腕やひじの内側につけたいという時は、コットンなどを使って軽めに付けることをおすすめします。

胸元は体温が高い場所なので、より香水の香りを際立たせたい時におすすめです。

オードパルファムを付ける場合は、胸元に1プッシュ付ける程度で十分。

ふとした瞬間に胸元から香り、色気も演出できます。

しかし、特に夏場は汗をかきやすい場所なので、胸元に付けると汗のにおいを混ざってしまいます。

そして、かぶれる心配も。

できれば涼しい季節や、汗をかかない場所で付けることをおすすめします。

それでも夏場に胸元に香水をつけたい時は、汗の対策をしておきましょう。

どんなシーンで付けたらいい?

オードパルファムは比較的香りの強い香水です。

そのためオフィスなどで日常的に付けるというより、デートや友人とのおでかけなど、楽しくて特別な日に向いています。

例えば仕事終わりの待ち合わせの前に付けると一気にオフモードに切り替えることができるでしょう。

しかし、お仕事シーンはNGというわけではありません。

大事なプレゼンなど、ここぞという場面で付けて行けば、香りが味方をしてくれるでしょう。

ひとつ注意するポイントとしては、食事のシーンにオードパルファムを付けすぎていると、おいしい食事の香りを邪魔してしまうので、付ける量の調整が必要です。

オードパルファムのおすすめの香水

オードパルファムのおすすめの香水をご紹介します。

オードパルファムはたくさんの種類が販売されていて、選択肢が多いので、好きな香りを見つけやすいでしょう。

グッチ「ブルーム オードパルファム」

クリエイティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレの、自然や花々への深い想いから生まれた香水です。

花々が咲き誇るガーデンをイメージしていて、芳醇な花の香りが特徴。

天然のインド産チュベローズとジャスミンを組み合わせていて、ジャスミンのつぼみのエキスを他の天然成分と一緒に抽出する「共抽出」という特別な技術を採用しています。

イヴ・サンローラン「モン パリ オーデパルファム」

「モン パリ オーデパルファム」は、フローラルシプレの香調。

これまでのシプレのイメージを覆す、めまいを起こしそうな恋を表現する香りです。

トップノートはストロベリーやラズベリー、ベルガモットなど、ミドルノートはジャスミンサンバックアブソリュや、ホワイトピオニー、ラストノートはパチョリやホワイトムスク、アンバー。

情熱的に恋を楽しむ女性におすすめです。

ランバン「エクラ・ドゥ・アルページュ」

「愛され香水」の元祖とされる「エクラ・ドゥ・アルページュ」。

優しく透明感のある香りで、男女問わず好感度が高く、オフィスなどでも使いやすいです。

ライラックや藤の花、グリーンティリーブスなどの柔らかく優しい、上品な香りが特徴。

丸みのある、ほんのり紫色のボトルも美しいです。

セリーヌ「パラード オードパルファム」

デヴィッド・ボウイの「シン・ホワイト・デューク」(痩せた青白き公爵)の世界観をベースとして作られた「パラード オードパルファム」。

ネロリとベルガモットにパウダリーなベチバーの香りが加わり、最後はムスクとオークモスという香りの構成。

「パラード」は英語で「パレード」の意味であり、パレードのように人々が太陽の下を楽しく練り歩く光景がイメージされます。

エレガントで優しく、ユニセックスな香りです。

Chloe「クロエ オードパルファム」

クロエといえばこの香りと言える「クロエ オードパルファム」。

クラシック・ローズの香りが特徴です。

フェミニンさと遊び心あふれる、ロマンティックで洗練された印象。

トップノートはライチやボタン、ミドルノートはバラやマグノリア、ラストノートはシダーやアンバーが香ります。

CHANEL「チャンス オー タンドゥル オードゥ パルファム」

気品あふれるローズ エッセンスと豊かなジャスミン アブソリュートで構成される「チャンス オー タンドゥル オードゥ パルファム」。

女性らしい華やかなフローラルフルーティの香りです。

チャンスをつかみたいと思っている女性は、この香りをまとって挑戦の場に出かけてみませんか。

ジョルジオ アルマーニ ビューティ「マイ ウェイ」

国内正規品 Giorgio Armani ジョルジオ アルマーニ ビューティ マイ ウェイ 50ml

目の前に広がる新しい世界に飛び込む女性に寄り添うホワイトフローラルブーケの香り。

トップノートはベルガモットとオレンジブロッサム、ミドルノートはチュベローズとジャスミン、ラストノートはバニラとシダーウッドという構成です。

春から新しい一歩を踏み出したい女性におすすめです。

カルバンクライン「エタニティ オードパルファム」

「永遠に続く愛」「親密な関係」がテーマのロマンティックフローラルの香り。

時代に左右されず、誰もが使いやすい香水です。

トップノートはマンダリンやセージ、ミドルノートはスズランなどのフローラル、ラストノートはムスクという構成。

トム フォード ビューティ「ビター ピーチ オードパルファム スプレィ」

熟して果汁がこぼれそうな桃の果肉をイメージした挑発的に感じるほど甘い香りが特徴です。

ビターピーチやブラッドオレンジに、ラブダナムやパチュリ、サンダルウッドの香りが加わり、官能的な魅力を演出しています。

ティファニー「ティファニー オード パルファム」

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職人技で、ティファニーのアイデンティティをモダンに表現した「ティファニー オード パルファム」。

トップノートはグリーンマンダリン、ミドルノートはアイリスフラワー、ラストノートはパチョリという構成です。

気高いアイリスの香りが特徴で、刺激的で爽快な香り。

まとめ

オードパルファムは、比較的香りが強く、香りの持続時間も長い香水です。

デートや特別なシーンなど、気持ちを後押ししてくれる香りが多いのも特徴です。

香りが強い分、付けすぎには注意して、スマートに香りを纏えば、なりたい自分を演出してくれます。

オードパルファムにカテゴライズされる香水は多いので、自分好みな香りがきっと見つかるでしょう。

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