「グルマン」という言葉はピンとこないかもしれませんが、一言で表すとまるでスイーツのような香りです。
では、どんな香りが「グルマン」と言えるのでしょう。
今回は、グルマンの香りの特徴と代表する香水をご紹介します。
グルマンとはどんな香り？
「グルマン」は、バニラやキャラメル、砂糖など、まるでスイーツのような甘い香り種類のことです。
ちなみに、「グルマン」はあまりなじみのない言葉ですが、フランス語で「食いしん坊」という意味を持っています。
香りにぴったりの名前です。
グルマンノートの代表とされるのがバニラの香り。
バニラの甘さが際立つので、グルマンの香りの香水をつけるとかわいい印象になります。
濃厚な香りなので、グルマンの香りの香水は、空気が乾燥して気温の低い秋冬につけると良いでしょう。
グルマンの香りの香水
グルマンの香りの香水の代表的な香水をご紹介します。
ティエリーミュグレー エンジェル
グルマンノートの香りといえばこれだと言っても過言ではないのが、ティエリーミュグレー エンジェルです。
1992年に調香師のオリヴィエ・クレスプ氏が世界初のグルマンノートの香水として発売。
それまでなかった香りだったので、世界中が驚きました。
甘さが強いわけではなく、むしろ甘さ控えめで、カラメルのような苦みやスパイシーさも混じっています。
欧米のスイーツは、単に甘いだけでなくスパイスが効いたものが多いので、その香りのイメージと考えるとわかりやすいでしょう。
甘い香りですが、スパイシーなので大人の女性もつけやすい香りです。
プラダ キャンディ
トップノートはキャラメル、ミドルノートはムスク、ラストノートはバニラとベンゾイン。
これぞキャラメル、というまさにスイーツのような香りが特徴です。
トップノートからラストノートまで香りの印象が大きく変わらないので、とことんキャラメルの香りを楽しめます。
しかし、甘ったるいわけではなく、ベンゾインの香りが加わることにより、焦がしたキャラメルのような印象。
甘いけれど、ひねりのある香りを探している方におすすめです。
ジルスチュアート ヴァニラ ラスト オード パルファン
一度匂うと忘れられない香りのジルスチュアート ヴァニラ ラスト オード パルファン。
トップノートはプラリネで、キャラメルやココナッツの甘い香りが引き立っています。
ミドルノートはジャスミンやラズベリーなどの大人っぽいフルーティフローラルの香り。
ラストノートにしっかりとバニラが香ります。
グルマン単体の香りだけでは、甘さが際立っていて、つけるのが少し難しく感じてしまうかもしれませんが、こちらはフルーティやフローラルの要素が入っているので、使いやすい香り。
グルマンノート初心者の方におすすめです。
ゲラン モン ゲラン
イメージビジュアルに女優のアンジェリーナジョリーを起用したゲラン モン ゲラン。
トップノートのベルガモットなど柑橘系の香りから始まり、ジャスミンやアイリス、最後にバニラが香ります。
つけた人の体温によって香りが変化するので、バニラの香りも人ぞれぞれに表れるのが特徴。
バニラが主張し過ぎないので、大人の女性向けのグルマンの香りです。
サムライウーマン ドルチェバニラ
バニラの香りが漂うスイーツのような香り。
トップノートはバニラ―フラワーとアーモンドブロッサム。
まるでミルクのような香りの中、ラストにバニラやムスクが香ります。
かわいくて女性らしい香りです。
どういった人におすすめか
甘さが際立つ香りなので、オフィスなどの日常のシーンではなく、デートや休日のおでかけの方が向いています。
かわいらしく女性らしい香りですが、好みが分かれる香りなので、密室などではつけることを避けた方がよさそうです。
また、食事中も料理の香りの邪魔をしてしまうので、向いていません。
秋冬の寒い日の屋外のデートには最強と言えるでしょう。
まとめ
グルマンは。かわいくて女性らしい香りです。
スイーツが似合う女子を演出したい時にぴったり。
ぜひ、デートシーンなどで活用しましょう。
この記事へのコメントはありません。