【初心者向け】基本的な香水の使い方と初心者向けの香水を紹介

香水に興味はあるけど正しい使い方がわからない。香水は臭いというイメージがあってなかなか使う勇気が出ない。

香水を使ったことがない初心者の中には、こんなふうに思う人も多いはず。

そこで今回は、基本的な香水の使い方・初心者向けの香水についてご紹介します。

ぜひ本記事を参考に失敗しない使い方を理解して、あなたも香水デビューしてみましょう。

基本的な香水の使い方

はじめに基本的な香水の使い方についてご紹介します。

香水は使い方を間違えると、場合によってはまわりの人を不快な気分にさせる恐れもあるアイテムです。

自分流の使い方をする前に、まずはベーシックな使い方で香水を楽しんでみましょう。

香水はつけたらこすらない

香水はつけたらこすらないのが基本です。

よく手首につけた香水をこすり合わせる人がいますが、これだと香水のいい香りがとんでしまうためおすすめしません。

香水をつけた直後は「トップノート」とよばれるいい香りが立ちのぼります。

トップノートは揮発性の高い成分で構成されているため、こすってしまうとあっという間に消えてなくなる香りです。

手首に限らず、香水をつけたらこすらないこと。乾くまで待つのが基本です。

「点・線・面」の使い方を覚えよう

香水の使い方を調べていくと「点・線・面」という言葉に出会います。

これは香水のつけすぎを防ぐためのビジュアル的なイメージをわかりやすくした表現です。

香水は濃度が高い順に、パルファム・オードパルファム・オードトワレ・オーデコロンと呼ばれます。

香りが強いパルファムは、「点」をイメージして1〜2滴をお肌にのせる。

オードパルファムとオードトワレは、「線」をイメージして細くのばすように。

香りが弱いオーデコロンは、「面」をイメージしてある程度の範囲にまとめてつける。

香水は自由につけて楽しむものですが、香りの強さごとに使い方のイメージを持っておくと、つけすぎて失敗することもなくなります。

初心者が香水を使う際の注意点

続いて、初心者が香水を使う際の注意点についてご紹介します。

他人に指摘されるまでなかなか気づけないことなので、ぜひこれを機にご自身の香水の使い方を見直してみてください。

TPOをわきまえる

TPO(時間・場所・場合)をわきまえた香水の使い方を意識しましょう。

さりげなく立ちのぼる香水の香りは華やかな印象を与えますが、時と場合によっては不適切とみなされることも。

特にお寿司屋さんのような飲食店や、電車・バスなどの公共交通機関、弔事・お見舞いの場では香水は避けるべきです。

香水は衣服につけないこと

香水を衣服につけるのは、基本的におすすめしません。

というのも、香水によってはつけた場所がシミになったり、色移りの原因になる可能性もあるからです。

多くの香水は、お肌に直接つけることを前提としてつくられています。

香水の香りは3段階に変化しますが、これも体温を計算して構成されたもの。

肌が弱い・アレルギー体質など特別な理由がない限り、香水は衣服につけずお肌に直接つけるようにしましょう。

香水をつけすぎてしまったときの対処法

香水をつけすぎてしまったときは、シャワーを浴びて洗い流すのがベストです。

外出先などで時間がないときは、無水アルコール・エタノールなどでふき取るのも効果的。

清潔なコットンに無水アルコールまたはエタノールを含ませて、香水をつけた部分を軽く押さえるようにしてふき取ります。

シャワーも無水アルコールもないときは、ウェットティッシュでふき取ることも選択肢のひとつ。

しかし、香水の香りを完全に除去することはできません。

あくまで応急処置法として、香りを抑える事ができると覚えておきましょう。

初心者向けの香水とは

ここからは、初心者向けの香水についてご紹介します。

はじめての香水を買う際は、万人受けする香りで、濃度が低めの香水を選ぶのがおすすめ。

初心者でも使いやすい定番の香り3選

まずは香水初心者におすすめの香りから。多くの人に受け入れられやすい定番の香り3種類です。

シトラス系

シトラス系は、男女問わず人気が高く、初心者でも使いやすい香りの代表格。

トップはレモン・オレンジなど柑橘系の弾けるような香りからはじまります。

ミドルとラストは香水により異なります。

中でもほんのり甘い香りへと変化するものや、スパイシーな印象へと変化するものなどが人気です。

特に暑い季節につけたくなる香りですが、一年を通して使いやすいのも魅力。

フローラル系

フローラル系は、花の香りをイメージしてつくられており、特に女性に人気の香りです。

ローズ・ジャスミンなど1種類の花をイメージした「シングルフローラル」、複数の花を合わせた「フローラルブーケ」などの種類があります。

女性らしさ・上品さを感じさせるものが多く、香水初心者でも違和感なく使える香りです。

フルーティ系

フルーティ系の香りも男女を問わず人気が高い香りのひとつ。

どちらかといえば女性向けの香水が多いですが、男性にもおすすめしたい香りです。

フレッシュで若々しさを感じさせる香りで、特に若い人におすすめ。

休日の朝など、気分を上げたいときに使いたい香りです。

香水が苦手な初心者にはオーデコロンがおすすめ

強い香りが苦手な初心者にはオーデコロンがおすすめ。

オーデコロンとは、香料濃度が1〜5%の薄い香水のこと。

商品により差はありますが、持続時間の目安は1〜2時間ほど。

最初からパルファムやオードパルファムなど香料濃度が高いものを使ってしまうと、香りが強いため苦手意識を感じてしまう人も少なくありません。

オーデコロンで物足りなさを感じたらオードトワレ、というように濃度の低いものから順に使ってみるとよいでしょう。

オーデコロンは、やさしく香るのが特徴で、初心者にありがちな「つけすぎ」が起こりにくい香水の種類になります。

ふんわりとさりげなく香りをまといたい人にはオーデコロンがおすすめです。

まずは自分の好みを理解しよう

さて、これまで基本的な香水の使い方・初心者向けの香水についてご紹介しました。

ですが、何より香水を楽しむうえで最も大切なのは「自分が好きな香りをまとうこと」だと思います。

初心者のうちは、香水に関する知識や経験が少ないため、選ぶのに悩んでしまうことでしょう。

まずは世の中にどんな種類の香水があって、自分はどんな香りを好きだと感じるのかを知ることが大切です。

最近では、香水のサブスクリプションサービスなども充実しているため、香水に興味のある人は試してみるのもいいかもしれません。

何種類もの香りを嗅ぎくらべていくうちに、しだいに自分の好みがはっきりと見えてくるはず。

まとめ

今回は、基本的な香水の使い方・初心者向けの香水についてご紹介しました。

まずは本記事を参考に、お気に入りの香水を1つ見つけてみましょう。

自分の好みがわかってきたら、何種類かの香水をシーン別に使い分けるのもおすすめ。

本記事をきっかけに1人でも多くの人が香水に興味を持っていただけると嬉しいです。

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