【上級者向け】周りと差をつける、ワンランク上の香水の使い方

香水はつける人の美しさを際立たせるアイテムです。

どんな香りをどのようにまとうかによって、その人の印象はガラリと変わります。

しかし時と場合に合わせて、香水を使いこなせている人は意外に少ないのが現実。

そこで今回は、普通につけるだけでは物足りなさを感じている上級者向けに、ワンランク上の香水の使い方をご紹介します。

普段とはひとあじ違った使い方で香水を楽しみたい人は、ぜひ参考にしてください。

ワンランク上の香水テクニック

香水上級者向けのワンランク上のテクニックとして、6つの使い方をご紹介します。

香りの楽しみ方が広がる一方で、注意点もいくつかあるので合わせてチェックしてみてください。

1.レイヤード

レイヤードとは、数種類の香水を重ねづけするテクニックのこと。

自分だけのオリジナルな香りを表現できることから、香水上級者の間で知られている使い方です。

他にはない個性的な香りを楽しめるレイヤードですが、何種類かの香水を単純に同じ場所に重ねるのは、あまりおすすめしません。

というのも、多くの香水は単体で完成した作品として、細かく調整されてつくられているためです。

そこに余計なものが入ってくると全体のバランスが崩れてしまい、違和感のある香りとなってしまうケースが多くあります。

レイヤードを楽しみたい人は、「レイヤードフレグランス」と呼ばれる重ねづけを前提としてつくられた香水を使いましょう。

あるいは、いま手持ちの香水でレイヤードを楽しみたい人は、上半身と下半身に違う香水をつけるなど、完全に重ねないようにすることをおすすめします。

2.香水を髪につけて使う

香水を髪につける場合はヘアオイルと混ぜて使うと効果的。

よく香水を髪に直接ふりかける人もいますが、この使い方はあまりおすすめできません。

というのも、香水は水・エタノール・香料という3つの原材料からつくられていますが、このうちエタノールが髪の乾燥の原因になるからです。

特に髪が乾燥しやすい人、ダメージが気になる人は避けるべきでしょう。

髪へのダメージを防ぐためにも、香水を髪につける場合はヘアオイルと混ぜて使うのがおすすめ。

オイルと混ざることで香りが長持ちする、髪の潤いが保たれるといったメリットもあります。

3.ビジネスシーンで香水を上手に使う

ビジネスシーンでは香りの強い香水は避けるのが基本です。

香りは第一印象を決める重要な要素ですので、相手に不快な思いをさせてしまうと今後の仕事に悪影響をおよぼす可能性もあります。

ビジネスシーンで香水を使う場合は、オーデコロン・オードトワレなど香りが弱いものを選びましょう。

香水をつける場所にも気を使うべき。手首やうなじは香りが立ちやすい場所なので、ビジネスシーンでは避けた方が無難です。

足首・膝裏など下半身かつ衣服で覆い隠せる場所につけるようにしましょう。

また、職場や取引先へ出向くときは、極端に香水とわかるつけ方は避けるべきです。

人とすれ違う際にほのかに香る程度に留めておくのが、ビジネスシーンで失敗しない香水の使い方です。

4.身のまわりのものに香水をつける

身のまわりの小物などに香水をつけるというのも覚えておきたいテクニックのひとつ。

たとえば、名刺・カバン・トイレットペーパー・寝具などがよくある例です。

家具や小物に香水をつけることで、お気に入りの香りを日常生活に溶け込ませることができます。

外出先でつけるのとは異なり、好きな香りを自由に楽しむことができるため、おすすめの使い方のひとつです。

いい香りがさりげなく漂うことで、おしゃれな空間を演出できます。

ただし、家に人を招くときなどは注意が必要。室内に強い匂いが充満していると、来客に息苦しさを感じさせてしまうかもしれません。

香りの好みが合わない人だと不快な気分になりかねないので、自宅に人を招く場合は香水をつけない、あるいは使う量を控えめにしましょう。

5.寝る前に香水を使う

寝る前に香水をつけるのも、おすすめしたい使い方のひとつです。

お風呂あがりの体は清潔で体温も高いため、香りが立ちやすい状態にあります。

トップ・ミドル・ラストの3段階の香りの変化もきれいに感じることができるので、新しい香水を買ったときにも試してほしい方法です。

また、周囲に配慮しなければならない日中とは異なり、寝る前の時間は自分の好きな香りを自由に楽しめるのも嬉しいポイント。

好きな香りを嗅ぐことで心が落ち着き、リラックス効果・安眠効果も期待できます。

寝る前であれば、多少つけすぎたとしても、翌朝には落ち着いているので安心です。

ほのかに香る残り香で、気分よく1日をスタートできるのもメリットとしてあげられるでしょう。

6.香りの組み合わせを変えて楽しむ

香水を何種類も持っている人は、組み合わせを変えて楽しむのもおすすめ。

それぞれの香りの相性を考えながら、さまざまな組み合わせを実験してみるのも面白いかもしれません。

レイヤードのところでも述べましたが、多くの香水は単体で完成された作品としてつくられています。

しかし楽しみ方は自由ですので、まわりの人に対して迷惑にならない範囲で組み合わせを変えて楽しむのも上級者向けの使い方です。

上級者向けの香水とは

ここからは、上級者向けの香水についてご紹介します。

やや扱いの難しい香水でも、工夫しだいでは個性的な魅力を引き出す貴重なアイテムになるので、ぜひ参考にしてください。

上級者向けの香水の香り

ハーバル系・オリエンタル系の香りは人によって好き嫌いが分かれやすく、上級者向けの香りといえるでしょう。

ハーバル系

ハーバル系とは、ミント・レモングラスなどのハーブを感じさせる香りのこと。

天然の植物から抽出された素材を使用していることが多く、エッセンシャルオイルなどにもよく使われる香りです。

つけすぎるとツンと鼻を刺すにおいになるため、やや上級者向きですが、適量であれば清潔感のある印象となります。

オリエンタル系

オリエンタル系とは、欧米から見た東洋をイメージしてつくられた香りです。

バニラ・ミルラなど植物性の香料や、アンバー・ムスクなど動物性の香料が多く使われています。

「スパイシーでエキゾチックな香り」と表現されることが多く、こちらも上級者向きといえるでしょう。

個性が強い香りのひとつで、ミステリアスな雰囲気を出したい人などにもおすすめです。

香りが強く扱いが難しい香水について

パルファム・オードパルファムなど、香料濃度が高いものはつける量や場所に注意が必要なため上級者向け。

香り立ちが強いため、下半身や腰まわりにつけて衣服で覆うのが基本的な使い方になります。

特にパルファムは1滴でも強い香りを放つため、微調整が難しい香水です。

普段使いというよりも、パーティーなど華やかな場で使用するのがおすすめ。

まとめ

今回は、ワンランク上の香水テクニックと上級者向けの香水についてご紹介しました。

よくある定番の香りでは物足りない、いつもと違う香りを楽しみたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

香水の使い方に正解はありません。まわりに迷惑をかけない範囲で、個性を表現できるよう工夫してみましょう。

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