香水の香りは睡眠にも効果的って本当?香水と睡眠の関係について

香水は出かける時につけるものだと思っていませんか。

実は香水は、寝る時につけるという使い方もあるのです。

香りには癒しの効果があるので、睡眠にも効果的。

なかなか寝付けない、良い睡眠を取りたい、という方は香水を味方につけましょう。

今回は、香水と睡眠についてのお話です。

寝る前に香水をつける効果は?

強いストレスを感じていたり、疲れている時に眠りが浅くなってしまったりという悩みを抱えている方は多いでしょう。

香りで癒やされると言えば、アロマテラピーがまず浮かびますが、香水も効果的。

お気に入りの香りの香水を寝る前につけると、良い香りに包まれ良い睡眠に導いてくれます。

寝る前に香水をつける具体的な効果は下記のとおりです。

安眠できる

自分の好きな香りを嗅ぐとリラックスする気がしませんか。

なぜリラックスできるかは、嗅覚の仕組みを見ればわかりやすいでしょう。

嗅覚は、「大脳辺縁系」と呼ばれる脳の部位に直結。

「大脳辺縁系」は感情や本能を司る働きがあるので、香りを嗅ぐと「快・不快」「好き・嫌い」などの本能的な感情が表れます。

好きな香りを嗅ぐと、脳にダイレクトに伝わるため、リラックスできるというわけです。

朝からほんのりいい香りがする

職場や学校に行くときや食事の場面などでは香りのマナーが大切です。

あまり強い香りの香水だと、周囲の人に迷惑になるかもしれません。

しかし、寝る時であれば自分だけの空間。どんな香りでも挑戦することができます。

あまり香水に慣れていなくて、どの程度付けたらいいのか適量が掴めていない人でも、寝る前であれば気兼ねなく付けることができます。

朝になれば時間が経ち、ほんのりと香る程度になっているので、昼間は優しく香らせたいという方にもおすすめです。

美意識が高まる

昔、マリリン・モンローが「ベッドでは何を着ていますか?」という質問をされた時、「シャネル N°5だけ」と答えたエピソードはとても有名。

寝る時もお気に入りのものを身につけ、高い美意識でいると女子力を高めてくれそうです。

もちろん、女性だけでなく男性も、香水の香りを味方につけて、自信あふれる自分になれるでしょう。

ついつい疲れてスキンケアもそこそこに寝てしまう、といった日々になってしまいがちですが、そんな時こそ香水をシュッとひとふり。

これが明日のアクティブな自分につながります。

寝る前の香水の付け方は?

香水は、香料が含まれる量を表す「賦香率」の低い順にオーデコロン、オードトワレ、オードパルファム、パルファムの4つに分類されます。

賦香率が高いほど香りの持続時間も長いとされています。

寝る前につける香水は、香りが数時間持続するオードパルファムやオードトワレを選ぶとよいでしょう。

そして、寝る前は1~2プッシュが適量です。

付け方のコツ

汗をかいていたりすると、香水の香りと混ざり、香りが変化してしまいます。

寝る前に香水を付ける時は、お風呂上がりの清潔な肌につけましょう。

また、お風呂上りにボディクリームやオイルなどを使う方は、無香料のものを選ぶことがポイント。

せっかくの香水の良い香りが、他の香りと混ざり、気分が悪くなってしまう恐れがあります。

付ける場所

寝る前に香水を付ける場所はどこでもいいのですが、特におすすめなのは下記のとおりです。

〇手首

寝る時に、寝相によっては手を動かすこともあるでしょう。

その時に香りが広がるので、香りをしっかり楽しむことができます。

〇耳の裏

耳の裏は鼻に近い場所なので、しっかりと香水の香りを感じられます。

香水の香りをより感じたい方には耳の裏がおすすめです。

〇下半身

香りに敏感だけれど、寝る前に香水を付けたいという方は下半身につけるとよいでしょう。

ウエストは体温が高いので、香水の香りが広がりやすく、鼻からの距離もあるので、ちょうどいい濃さの香りになります。

〇寝具

枕やベッドなどの寝具に直接香水を付ける、という方法もあります。

体に付けると香りがきつく感じるという方におすすめです。

寝具に付けると、部屋全体がなんとなくいい香りに包まれるでしょう。

〇枕元に置く

コットンやティッシュなどに香水を浸して枕元に置いておけば、ほんのりと香る程度になります。

そのため、寝る前に使う香水としてここから始めてみてはいかがでしょうか。

快眠できる香りの種類は?

自分が好きな香りであれば、快眠に効果的ですが、香りにはさまざまな種類があるので、どれを選べばよいか悩んでしまう方もいるでしょう。

快眠に効果的な香りの種類をご紹介します。

ウッディ

ウッディとは樹木をイメージさせるような香りのこと。

森の中に入った時に感じる空気のような香りです。

落ち着いた香りなので、ウッディは寝る前の香水に向いています。

フローラル

花をイメージさせる香りがフローラル。

特にラベンダーなどの香りはリラックス効果があることで有名です。

シトラス

シトラスは、いわゆる柑橘系の香りのことです。

爽やかでリフレッシュ効果があるので寝る前にもおすすめ。

まとめ

仕事や誰かと会う時などに、なりたい自分を演出してくれる香水。

昼間頑張った自分を癒やし、自分らしさを取り戻してくれる効果もあります。

香水の力を味方に、良い睡眠を取りましょう。

自分だけの時間にも香水を使ってみてはいかがですか。

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