色気のある大人にふさわしい「オリエンタル」の香水とは?
「オリエンタル」と聞くと、エキゾチックな香りをイメージしますが、具体的にどんな香りが「オリエンタル」と言えるのでしょう。
今回は、オリエンタルの香りの特徴と代表する香水をご紹介します。
オリエンタルとはどんな香り?
「オリエンタル」はその言葉通り、エキゾチックな香りの種類のことです。
その中には、具体的に3つの香りの特徴があります。
❶スイーツや蜂蜜のような濃厚でまったりとした甘い香り
❷お香や樹脂などの樹木を原料とした神秘的な香り
❸コショウ、ナツメグ、クローブなどのスパイスの香り
「オリエンタルノート」がこの❶~❸のいずれかに分類されるのではなく、それぞれが混ざった複雑な香りになっていることが多いです。
ちなみに、香りの種類の「オリエンタル」は、欧米目線なので、中近東をイメージしています。
重厚感があって重みのある香りで、色気のある雰囲気を持っています。
高級感があるので、パーティーシーンに似合うでしょう。
日本でのオリエンタルノートのイメージは上級者向けですが、だからこそ、さりげなくつけていると印象アップできますよ。
オリエンタルの香りの香水
オリエンタルの香りの香水の代表的な香水をご紹介します。
トム フォード チャンパカ・アブソルート
トム フォードが好きな東南アジアに咲く希少な花「チャンパカ」の香りが中心のフローラルオリエンタルの香水です。
チャンパカは、イランイランに似た香りで甘くて色気のある香り。
そこに、コニャックやブランデーなどのお酒の香りを加えています。
それにより、魅惑的でセクシーな香りになるのです。
重みのある香りなので秋冬向けかと思われそうですが、ラストノートのグリーンの香りが爽やかなので、夏の夜にも似合います。
ラルチザンパフューム/アンバーエクストリーム
東南アジアのお寺をイメージするようなエキゾチックな香りが特徴です。
格調高いサンダルウッドやアンバーの香りをベースに、スモーキーな香りややバニラ、ナツメグやペッパーなどのスパイスの香りをプラス。
癒やしを感じる優雅な香りです。
色気だけでなく、知的な雰囲気もあるので、ビジネスシーンにも使えます。
主張し過ぎないので、オリエンタルノートの香水初心者の方にもハードルが高くないでしょう。
シャネルココ ヌワール オードゥ パルファム
「漆黒と光が醸し出す美」を、香りで具現化したシャネルココ ヌワール オードゥ パルファム。
トップノートはベルガモットの洗練した香り、ローズやゼラニウムの香りを経てパチュリやトンカビーンのミステリアスで神秘的な香りに移っていきます。
大人の女性にぴったりの香りでしょう。
ブラックのボトルがスタイリッシュなので、インテリアにもなります。
ブルガリ スプレンディダ ジャスミン ノワール
男女ともに人気のラグジュアリーな香りの香水です。
ジャスミンがメインの香りですが、トップノートにグリーンやカシミアウッドを使っているので重すぎないところが特徴。
全体的に、お香のような落ち着きのある香りです。
天然香料を贅沢に使っているので、香りからも高級感が漂っています。
ゲラン シャリマー
ゲラン シャリマーは、1925年に発売された長い歴史のある香水です。
香りのテーマになっているのは、インドのタージマハルの庭園「愛の宮殿」。
ベルガモットやローズ、ジャスミン、バニラ、と濃密で魅惑的な香りが広がります。
この香水をつけているだけで、極上の気分にさせてくれるでしょう。
どういった人におすすめか
オリエンタルの香りは、好き嫌いの分かれる香りではありますが、色気や重厚感のある香りなので、大人の魅力を引き出してくれると言えるでしょう。
パーティーシーンや夜のデートに特にぴったりの香りです。
まとめ
オリエンタルは、欧米から見た東洋をイメージしたエキゾチックな香りです。
重さのある香りなので、つける量には要注意ですが、大人っぽさを演出したい時につけてみましょう。
この記事へのコメントはありません。