大人の色気あふれる「スパイシー」の香水とは?

「スパイシー」と聞くと、コショウなどのいわゆるスパイスの香りが浮かぶと思います。

それはもちろん正解ですが、「スパイシー」の香りの種類はかなり幅広いのです。

では、どんな香りが「スパイシー」と言えるのでしょう。

今回は、スパイシーの香りの特徴と代表する香水をご紹介します。

スパイシーとはどんな香り?

スパイシーとは、コショウなどのスパイスの香りの種類のことです。

コショウのほか、カルダモンやクミンなどのようなピリッとした香りだけを指すのではなく、シナモンのような甘い香りも「スパイシー」の香りの種類に分類されます。

12種類ある香調の中では、力強さのある個性的な香りなので、スタイリッシュなイメージ。

前述のとおりピリッとした香りから甘い香りまで「スパイシー」にカテゴライズされる香りは幅広いので、気温が高い夏はコショウやジンジャー、気温の低い冬はシナモンやアニスなど、季節によって選ぶスパイスの種類を変えると良いでしょう。

スパイシーの香りの香水

スパイシーの香りの香水の代表的な香水をご紹介します。

トム フォード プライベートブレンドコレクション タバコ・バニラ

トム フォードが2007年に「もっと自由に」「もっとエレガントに」という想いでフレグランスデザイナーならではの視点で作ったのがプライベートブレンドコレクション。

その第1弾として発売されたのがこのタバコ・バニラです。

発売から年数が経っていますが、根強い人気を誇っています。

名前のとおり、タバコの葉や花を主な原料にしていて、ハイセンスな男性にぴったりの香り。

トップノートはタバコのスパイシーな香りで、ミドルノートにタバコの花やバニラの香りがします。

大人の色気を演出したい男性におすすめの香りです。

ジバンシー キセリュズルージュ

メンズ向きの香水ではありますが、スパイシーさと甘さのある独特な香りで、女性にも人気の香水です。

トップノートにキンカンやサボテンの香り、ミドルノートにレッドペッパーやアフリカンセラニウムなどのスパイシーな香り。

ラストノートはホワイトムスクやサンダルウッドのほんのり甘い香りで占める構成となっています。

濃密でエキゾチックな香りなので、好き嫌いが分かれる香りではありますが、一度つけてみるとその魅力の虜になるはずです。

人とは違った香水を探している方におすすめ。

イヴ・サンローラン オピウム

オピウムは、イヴ・サンローランが東洋にインスパイヤされて作った香水です。

オピウムという言葉には「阿片」という意味があり、挑戦的で官能的な香りが特徴。

マンダリンやベルガモット、ジャスミンなどの香りを経て、ラストノートにバニラやアンバーが香ります。

誰もが虜になってしまうような女性像をイメージした香水でしょう。

フェラガモ シニョリーナ オーデパルファム

「シニョリーナ」はイタリア語で「若い女性」と言う意味。

スタイリッシュで少し強気な、フレッシュな印象を表しています。

トップノートにはピンクペッパーの香りが効いていて、ジャスミンやピオニーのフローラルの香りのあと、ラストノートのパンナコッタの香りがポイント。

女性らしいけれど、凛とした強さも感じられる香りです。

ニナリッチ レール デュタン

レール デュタンは、1948年に誕生後、多くの人に愛され続けている香水です。

トップノートはベルガモットやピーチ、ミドルノートはローズやイランイラン、ラストノートにブラックペッパーやナツメグ、バニラが香ります。

スパイシーフローラルの香りの香水の代表と言ってもよいでしょう。

どういった人におすすめか

ピリッした香りの効いたスパイシーは、個性的な印象になる香りの種類です。

男性が使えば力強く色気のある雰囲気、女性が使えば凛とした強さや小悪魔的な雰囲気を演出できます。

モード系のファッションやドレスにも合うので、自分らしくスタイリッシュな香りを探している方におすすめです。

まとめ

スパイシーは、個性的でスタイリッシュな香りです。

大人の色気や小悪魔的な雰囲気を出したい時にもぴったり。

ここぞという場面につけて行きましょう。

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